20120207 近況

久しぶりに日記を書こうと思ったら,ずいぶんと憂鬱な文章で更新が止まっていた.2011年12月6日は,何事もうまくいかない日だったのである.時々は,そいう日もあるのだと思う.
もしもこのブログを読んでいた人がいたとしたら,私が精神を病んでいるように感じたかもしれない.そのような人がいるならば,報告しよう.私は元気です.
卒業論文制作に熱中する日々も終わり,悠々とした日々を過ごしている.英語の勉強をしたり,バイトに行ったり,絵を描いたり,歌ったりしている.たくさんの人に支えられて生きていることを,たまに感じる.


年明けから規則正しい生活を心がけるようにしたら,卒論もまあまあ順調に進み,穏やかな心持ちになった.
今後も,規則正しい生活を維持したい.

20111103 娘元素

福島第一原発2号機でキセノン検出」の記事を新聞で見て、放射性の元素の話になり、私が「娘元素が…」と言ったら、「なんじゃそりゃ」と母親に笑われた。高校地学では放射年代測定法のくだりで放射性同位体を親元素、崩壊後の安定な元素を娘元素、と呼んでいたのでそういうものだろうと思っていたが、いわれてみれば何故、娘。「親元素」なら「子元素」のほうがしっくりくる。
英和辞典で調べてみたら、予想通り英語では「a parent element」「a daughter element」というらしい。「元の」「派生した」という意味で使われているのだが、直訳したから変な感じなんだろうな。


daughterに「派生した」という意味がある(sonには無いみたい)とは、大学4年にもなって知らなかったよ。ごめんなさいおかあさんおとうさん、勉強します。

20110924

料理をしたいなぁと、たまに思うのだが、まず食材を買いに出かけるということが億劫で、なかなか前進できない。家族と暮らしていると、生活費から食材が買われ、親が料理をしてくれる。私は勉強したりバイトをしたり遊んだりしていれば生きてゆけるという仕組みだ。
この画期的な仕組みがあるので、時間と金の節約のため私は滅多に料理をしない。しかし今日、墓参りの帰りに親の買い物に付き合ったら、カボチャとサツマイモを買ってもらえた。私は胃腸の調子がすこぶる悪いので、こういった食材を煮て食べようと思ったのである。
カボチャを切り、サツマイモを切り、鍋に入れて煮る。柔らかくなったら蜂蜜と酒と醤油で味をつけて、さらに煮る。味が染みれば完成である。
非常に簡単だった。焼くより楽だ。ジャガイモのように芽を取ることも、面倒な皮むきも無い。私の料理のレパートリーに煮物が加わった。

20110724

ずっと更新を怠っていた。これからも怠ると思う。


院試、卒論。修論。就職、結婚、出産。
目下の課題と将来への不安で頭がいっぱいになり、落ち着かない。





思うに君の人生においていくつものミステイクを産んだ要因は、自信の無さにある。
親の言うことに左右され、教師の言うことに左右され、友人に左右され、恋人に左右され、報道に左右され、赤の他人に左右され。
人の顔色をうかがい、良く思われようと努力し、人の話を鵜呑みにし(≠相手を信じている)、自分の行動や目標を僅かでも否定されるとすぐに不安になり、コロコロと自分を変えてゆく。
傍から見れば、素直な努力家かもしれない。しかしすべては自信の無さゆえである。自分などというものは存在しておらず、もし存在していたとしても、それは君の信頼を得ることなく、様々な外来種に押し込められて、陰の方でちんまりと大人しくしているのだ。
「君には一般企業は向いていないと思う。」ある人が言う。途端「そうかもしれない。」と君は不安になる。しかし君よ、よく考えなさい。その人は君の何を知っているというのだ。その人とちゃんと話したことがあるか?その人は君の「大学での顔」という一面の、その中でもうすーい表層しか知らずに、イメージで語っているだけである。


今月で22歳になった。22歳、いい大人だ。これまで、人のイメージではできそうもなかったこと…例えばディベート、合唱、バイト、教育実習なども、やればどうにかできたではないか。自信の無さは経験の無さゆえ。何でも恐れずやってみればよいのだ。


人の意見に振り回されるな。君をいちばん知っているのは、私なのである。

20110616

薄暗い帰り道、歩道を飛び跳ねるものがある。
ぎょっとして覗くと、正体はアマガエルだった。
道行く人や自転車に踏まれそうになりながらも踏まれずに、ぴょんぴょんと飛び跳ねている。元気が良い。
自転車を止めて観察していると、ぴょんぴょんと茂みに入って行ってしまった。