図書館

昔、仙台市泉区に住んでいた。いずみ図書館という区の図書館に行き、よく本を借りていた。
図書館というのは不思議なわくわくを纏っている。子供の私が借りるのは児童書か紙芝居やビデオであり、その他の本棚には滅多に近寄らなかったが、児童書だけでもたいへんな数、そして大人が読む本はもっとたいへんな数、本に圧倒され、迷路か宇宙か、なにやら壮大なものに巻き込まれるような感覚がして、私は図書館が好きだった。

たくさんの本を借りたが、どうしても、タイトルも著者も何も思いだせない詩集があり、その詩集の中で一つだけ印象深かった内容をブログのタイトルにしてみた。

タコがダンスをしていたが、足が一本マリネにされていつの間にか七本足で踊っていた、という内容。ダンスはワルツではなかった気もする。

この詩集が気になって仕方がない。しかしインターネットで調べても、近所の図書館に行ってみても、見つけることが出来ない。