20101106

朝から弟の志望高校の入試説明会へ、保護者として同伴する。狭い教室の固い椅子でぎゅうぎゅうになりながら、2時間ほど話を聞いた。なかなか雰囲気の良い高校ではあるが、私立であるため、金が無いと入れないという残念な現実がある。
昼食を大学の学食でとる。弟におごれと言われ、なけなしの金を出してカツカレーを食べさせた。私はごはんとみそ汁と揚げだし豆腐を食べた。財布に250円くらいしか入っていないので、母からもらった1万円を崩す。バイト代が早く出ないかしら。
大学で弟と別れ、教育実習の事前指導を受けに行く。市内の高校の先生が、1人で4時間も講義をするという内容。教育者としての使命感とか、信念を持ち、熱意のある先生だったので、こちらも真剣に話を聞いた。聞けば聞くほど教師になれる気がしない。教材研究、授業案を考えるのは面白く感じられるも、それは教師の活動のほんの一部で、実際には大勢に向かって授業をし、クラスを持ち、生徒一人一人に平等に気を配り、真剣に向き合う仕事だ。私には到底出来そうもないしやる気もない。教育実習がどんどん不安になる。
帰り道、またもや自転車の後輪がぺしゃんこになっていた。ガシャン、ガシャンという震動が頭痛を助長する。何なんだ。
帰宅し、養命酒を飲み、洗濯をする。洗濯一つでも3人分となるとけっこう疲れる。母が入院して1週間近くになり、母親のありがたさを実感している。いかに自分が生活でも精神的にも母親に頼ってきたかよく分かった。父と弟、男2人に囲まれた生活はおもしろくないし辛い。
今日は本当にただの日記を書いた。なかなかハードな1日であった。さあ、英語論文でも読もう。