20100401

劇団四季「55steps」を見に行った。劇団四季は小学校の行事で「はだかの王様」を観た以来。観劇は新鮮な経験だ。
まず、リハーサル見学会に参加した。ダンサーのリハーサルだったが、激しかったり難しそうな動きなのに、手の角度や足の上げ方等の微細なところまで気を使う。思わず真剣に見てしまう。もっと見ていたかった。
本番。始まって早々照明のすごさに興奮し、照明の効果だけですっかり非日常の世界に入り込んだ気になる。私は人ごみや場の雰囲気に酔いやすく、旅行などの際に緊張と興奮で熱や鼻血を出しがちだ。田舎の子供なのである。田舎娘はもちろん歌とダンスのめくるめくステージに目くるめき、「うおー」とか「すごい」と言うばかり。恥ずかしながら感想を詳細に述べることができない。夢のようだったのだ。
終わった後、頭は夢から醒めずポワンポワンしていた。今もまだ、少し酔いが残っている。一つよく分かったことは、照明には人の感情に直接働きかける効果がありそう、ということだ。