20110317

電気・水道は来たがガスが来るまでにはあと1カ月以上かかりそうな気配がする。かといって家電をフル稼働させては、またいつ停電になるやら分からない。うちは幸運にも灯油などがあったので、今はそれとアウトドア用品で煮炊きを行っているが、灯油もいつ尽きるか。その時になったら電化製品を使うのであろうが、今は節電のため、夜暗くなったら8時9時には寝るようにしている。パソコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は使っている。ホットプレートやドライヤー、コタツなどは使わない。電子レンジも、一日5分も使わないようにしている。他の家庭はどのように節電しているのだろう。
その日の生活がひと段落して勉強関係のやる気が起きるのが夕方であるため、夜中まで明かりを点けてはいけない気がして寝る。これはちょっとしたジレンマだ。昼に勉強すれば良い話だが。切り替えが課題である。
ガソリンが無いため、周囲も徐々にピリピリしてきている。「給油は避難所やもっと被害の大きかった地域、原発により近い地域が優先」と理解していながらも、もしものときに自分たちが逃げる場合のことも、やっぱり考える。仙台もけっこう原発に近いから、周囲の気持ちもわかるし、私自身も内心「100km圏くらいならよほどのことが無い限り大丈夫、と言いつつ危ないのではないか」と感じる。
原発の問題が解決するか、ガソリンが手に入るまで、ピリピリは続くものと思われる。我々の地域は今のところ助かっているほうなのだから、あまり怒らず、騒がず、冷静に過ごしたいものである。