満月

今夜は、満月、
どこかにすがろうと、心、
どれほど悩んでも、答えはまたどこかへ行ってしまった。


なぜなら なぜ?わからない どうして?
決心は、すぐに蒸発していきました。(今も)
なにもかも決められないで、自転車にのった私が風を切るだけ。
風を 切って進んでいただけでした。(今日も)
ラララ… と意味のない歌を歌いながら、
意味のない走行を繰り返しているだけでした。



今夜は、満月、
浮いては沈みゆく心。
どれほど思っても、思いはすぐに灰のようになり。
雲、雲、雲。