20100806

なぜか悲しいときがある。涙だけが溢れだすとき。感情が言葉になって浮かばないとき。
私の頭の上にばねがついていて、その上には普段、ばねを押さえつける程度の重さの蓋がのっているのですが、その蓋が、ちょっとかがんだ拍子にとれてしまって、ばねが勢いよくビヨ〜ンと飛び出して、それで涙が出ているのです。
今朝食べた、桃とロールケーキとヨーグルトが、体の中で反応してかたまりを作って、それがころころと粘膜を刺激するので、深い悲しみが滲み出てくるのです。

何と表現したら上手いことこの気持ちを表せるのか、分からない。

恋人は自分のせいで泣いているのかと思ったかもしれない。それは違う気がするのだけど、分からない。恋人には悪いことをしてしまった。好きという感情表現が、まるで幼児のように、上手く出来ないことは、あるかもしれない。
かなし。そう、古文単語。