2010092425

どうしようもなくなってずっと泣きながら布団にもぐっていたのだが、家族が全員出かけてようやく思い切り泣きわめける時が来たのでうわーんと泣き、パンを食べたら少し落ち着いてきた。思うに四六時中何か食べていればこんなことにはならないのだろうが食べ続ければもちろん消化しきれず吐いてしまいそのような勿体ないことは貧乏な私にはできぬ。この自分にとっても周りにとっても、あまりにも厄介な症状は、時が来ればおさまるのだが、次には種々の腹痛と頭痛と、ひどいときには悪寒と熱に襲われるのである。それはそれで死ぬかと思うが薬を飲めば緩和されるし、情緒不安定よりは良い。恋人はこんな狂人状態の私に優しく接してくれて本当にありがたい。きっと疲れてしまっただろう。申し訳ない。それを思うとまた涙がちょちょぎれるのだが、通常の状態に戻ったら恩返しに羽を織ってプレゼントしよう。

大島弓子「赤すいか黄すいか」を読んだ時、とても共感したのを覚えている。